もしあなたのくちびるが正しい事を言うならば、 わたしの心も喜ぶ。
聞け、わたしは高貴な事を語り、 わがくちびるは正しい事を語り出す。
また、卑しい言葉と愚かな話やみだらな冗談を避けなさい。これらは、よろしくない事である。それよりは、むしろ感謝をささげなさい。
わたしたちは皆、多くのあやまちを犯すものである。もし、言葉の上であやまちのない人があれば、そういう人は、全身をも制御することのできる完全な人である。
また、わたしが語るべきことをはっきりと語れるように、祈ってほしい。
悪い言葉をいっさい、あなたがたの口から出してはいけない。必要があれば、人の徳を高めるのに役立つような言葉を語って、聞いている者の益になるようにしなさい。
心に罪びとをうらやんではならない、 ただ、ひねもす主を恐れよ。